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副業(ものづくり)として起業するメリットとデメリット

コラム 2022.10.10

ものづくりや作品製作がお好きな方のなかには、製作したアイテムを販売するなどの副業を考えている方も少なくないでしょう。この記事では、ものづくりを副業として起業するメリットやデメリットについて詳しくご紹介します。起業を成功させるコツや起業する際の流れについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.副業(ものづくり)として起業するメリット
2.副業(ものづくり)として起業するデメリット
3.副業(ものづくり)としての起業を成功させるコツと起業するときの流れ
4.今回のまとめ

副業(ものづくり)として起業するメリット

ものづくりで副業をすることによるメリットはたくさんあります。
最大のメリットは、何よりも収入源が増えることです。市場のニーズをしっかりと極める力と魅力的なアイデアを考える発想力を持って起業すれば、本業の収入を超えることだって夢ではありません。企業や団体から雇用されていることでベーシックインカムがある状態であれば、安心して副業に励むことができるでしょう。
さらに、副業を本業にしたいとお考えの方は、今勤めている企業を辞めることなく起業に挑戦できるのもうれしいポイントです。収入が減るリスクを回避しながら新たな事業を育てることができます。
そして、副業でできる範囲の小さな事業として起業することで、初期投資や費用を大幅に抑えることが可能です。小さな規模から事業をスタートすることで、本格起業に向けての資金調達にも役立つでしょう。

副業(ものづくり)として起業するデメリット

副業として起業する上で、デメリットについてもしっかりと把握しておく必要があります。
まず考えなければならないのが、本業との兼ね合いです。本業と両立をしながら副業を行うため、プライベートの時間を犠牲にせざるを得ません。あくまでも副業として起業するため、本業に支障をきたすことのないよう心がけることが大切です。
そして、法人として起業をする場合は社会保険の加入義務がありますので注意してください。さらに、社会保険に加入することで、本業の職場に副業している旨がバレてしまう可能性があります。大きなトラブルに巻き込まれないためにも、起業をする前に会社の就業規則等をしっかりと確認しましょう。副業が禁止されていないかを把握してください。

副業(ものづくり)としての起業を成功させるコツと起業するときの流れ

副業としての起業を成功させるには、まずは「個人事業主」として起業しましょう。金銭的なリスクを最小限に抑えられるのはもちろん、辞めることも非常に簡単なのでおすすめです。事業が安定して軌道に乗ったタイミングで法人化することを検討してください。
起業する際の流れとしては、まず税務署に「開業届」を提出します。その後、起業するエリアの都道府県に「事業開始等申告書」を提出しましょう。節税対策として「青色申告承認申請書」を提出することも忘れないようにしてください。

今回のまとめ

今回は、ものづくりを副業として起業するメリットやデメリットについて詳しくご紹介しました。副業として起業する際は、具体的な目標を掲げること、そして結果がすぐにでなくても焦らず長い目で事業を進めることを心がけましょう。