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個人事業主のものづくりを後押しするものづくり補助金のグリーン枠を活用するポイント
環境に配慮した製品・サービス開発をしたいけれど、開発に使える補助金はあるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。製品やサービス開発には内容によっては高額の費用が発生します。補助金が使えれば開発費用をある程度賄えるため、より内容を充実させられるでしょう。
今回は、ものづくり補助金のグリーン枠について、グリーン枠申請の流れも合わせて解説します。環境に配慮した製品やサービス開発をしたい、またはしているという方はぜひ参考にしてください。
【目次】
1.ものづくり補助金のグリーン枠が個人事業主のものづくりを支えている理由
2.ものづくり補助金のグリーン枠を申請するメリット
3.ものづくり補助金のグリーン枠を申請するときの流れ
4.今回のまとめ
ものづくり補助金のグリーン枠が個人事業主のものづくりを支えている理由
ものづくり補助金にはいくつかの枠があり、それぞれが個人事業主の製品・サービス開発を支えています。ものづくりは一から始めるとなると多大な費用がかかり、製品自体がコンパクト、または形のないサービスであっても、開発から完成まで時間と費用が必要です。
企業であれば会社が必要な費用を捻出してくれるものの、個人事業主はすべて自己負担で賄わなければなりません。予算を用意できなければ開発も制作も行えないため、環境に配慮できる開発案が無駄になってしまいます。
ものづくり補助金のグリーン枠は環境に配慮した製品やサービス開発、技術導入が対象なので、環境に関連するものを作ったり導入したりすれば申請可能です。補助金を受け取れば後々費用が返ってくるため、一時的な支払いをするだけで済みます。
ものづくり補助金のグリーン枠を申請するメリット
ものづくり補助金のグリーン枠に申請し、採択されれば補助金採択企業として知名度を上げられます。採択企業はインターネットから誰でも閲覧できるため、人々の目に留まることで話題となります。また、採択されたということは国から事業計画書が認められている企業である証にもなりますので、他社から信用を得やすくなるのです。
グリーン枠は環境に配慮したものが対象となる枠なので、環境に配慮した企業と印象付けることも可能です。環境への影響を気にする企業が多い中で、グリーン枠の採択企業となれば良いイメージを与えるでしょう。
前述したように、ものづくり補助金を受け取れば製品・サービス開発や技術導入費用を一部補助金で賄うことが可能。補助金申請は3ヶ月おきに行われているため、不採択になったとしても、3ヶ月後に再度チャレンジできます。
ものづくり補助金のグリーン枠を申請するときの流れ
ものづくり補助金は枠を問わず、電子申請のみで受け付けています。まずは補助金サイトにアクセスできるよう、GビズIDプライムアカウントを取得しましょう。取得すればサイトから申請ページにアクセスできるため、そちらに必要事項を入力していきます。
応募にはいくつかの書類が必要です。事業計画書や決算書、労働者名簿など複数の書類が必要になるため、それぞれを電子化してクラウド上で送信してください。
今回のまとめ
環境に配慮した製品開発やサービス開発、技術導入を行っている場合は、個人事業主や企業を問わず、ものづくり補助金のグリーン枠に申請可能です。申請しておけば補助金を受け取れるため、開発や導入に費やしたお金を一部補助金で賄えます。
グリーン枠で採択されれば他社に採択企業として認められ、企業のイメージがアップするでしょう。信用を得やすくなりますので、金融機関に融資をお願いした際に、審査通過率を上げることも可能です。環境に配慮した開発や技術導入を行っている場合は、早速グリーン枠に申請してみてください。