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ものづくりの過程で不可欠になってくる困り事を解決する視点

コラム 2022.04.22

ものづくりをし続けていると「良いアイデアが思い浮かばない」「クオリティが高くならない」というように、行き詰まることも少なくありません。行き詰まることは、モチベーションの低下や目的の見失いにつながります。では、どのような視点や心構えを持てばそのような困り事を解決できるのでしょうか。
今回は、ものづくりの過程で発生する困り事で行き詰まったときの考え方や、その対応において重要なものづくりの価値についてご紹介します。

【目次】
1.ものづくりで行き詰まったときは困り事を解決する視点を持つ
2.ものづくりの価値はいかに重大な困り事を解決するかが大事
3.発明王のエジソンも人々の困り事に敏感な人物だった
4.今回のまとめ

ものづくりで行き詰まったときは困り事を解決する視点を持つ

ものづくりの目的は、世の中の困り事をものづくりによって解決することです。したがって、発明の定義を「提供された課題を解決する方法を創造すること」だと考えている人も多いかもしれません。
しかし、提供される課題は範囲が狭く、かつ数に限りがあるため、ものづくりを続けていると作業が単調になったり、課題自体が底をついたりしてしまいます。そうなってしまうと、ものづくりのモチベーションが下がったり、目的を見失ったりするといった「行き詰まり」に陥ってしまいかねないのです。
「行き詰まり」に陥ってしまわないためには、自ら課題を設け、困り事解決する視点を持つ必要があります。自ら課題を設けることで得られるメリットは以下の通りです。

・課題が尽きないのでモチベーションが保てる
・ものづくりのヒントになる

課題となる困り事を0から作り出せない場合は、「こういう困り事が将来出てきそう」「身の回りで既に起こっている困り事」に目を向けてみましょう。

ものづくりの価値はいかに重大な困り事を解決するかが大事

前章で説明した通り、ものづくりの目的は「世の中の困り事を1から解決すること」です。その困り事は、大きければ大きい方がものづくりの価値が高まります。
莫大な費用や設備を用いた発明をしても、困り事を1つも解決できなかったり、解決できた範囲が極端に少なかったりするのであれば、その発明の価値は低いと言えるでしょう。
一方、シンプルな技術しか用いていない発明であっても、解決できた困り事が大きければその発明の価値は高いと言えます。
このように、「技術の新しさ」「設備の新しさ」ではなく「解決できた困り事の大きさ」で価値が決まるのが発明です。
大きな困り事さえ解決できれば、シンプルな技術でも問題ありません。ただし、シンプルな技術だけでは限界があり、解決できない問題もあります。その際に、新しい技術や設備の需要が生まれるでしょう。

発明王のエジソンも人々の困り事に敏感な人物だった

生きている間に1,300もの発明品を生み出したと言われているエジソンですが、幼少期より好奇心が旺盛で、不明点があると常に人に尋ねるのが癖だったと言われています。
その癖は、学校に行っても抜けなかったため、「もう学校には来ないで良い」と学校の先生から登校を拒否されたというエピソードもあるほどです。
大人になっても癖が抜けなかったため、自ら世の中の困り事を解決しようと思い発明家になったそうです。そのうち、ありとあらゆる困り事を解決に導いたことにより、「発明王」と称されるようになりました。
エジソンとまでは言いませんが、エジソンのように世の中のあらゆる事柄に対して疑問を持つことは、ものづくりにとって重要な心構えです。

今回のまとめ

今回は、ものづくりをする上で重要な視点や心構えについてご紹介しました。ものづくりを続けていると、大抵行き詰まります。その際に「どのような人が困っているのか」「どうしたら困り事が解決できるのか」という視点を持つことが重要です。
エジソンも、幼少期から世の中のあらゆる事柄に対して疑問点を常に持つことで、便利な発明を次々と生み出したことにより、後世にまで語り継がれる有名な発明家となりました。
ものづくりに対する視点を変えることで突破口が見つかるかもしれないので、現在行き詰まっている方は、この記事を参考にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。