今年も少しづつ、冬の訪れを感じる季節になってきましたね。
毎年冬になると、北海道・東北をはじめ寒冷地では屋外の水道が凍ります。
凍結を防ぐために水を抜いたり、電熱線で温めたり、昔から知恵と技術で対策しており、その方法は数十年大きく変わってはいないそうです。

今回のご依頼者様は、かつてご自身も水道配管業に携わり、水を抜く手間や電力などのコストも一切かけずに屋外水道を凍結から守る方法を、数十年に渡りご考案されてきた方でした。

真鍮を削り出し装置試作を行い、実証実験も済まされており（実際に見せていただきましたが、小さな装置を入れるだけで自然対流が生み出されており、本発明の凄さを目の当たりにしました）、特許や商標登録も出願済とのこと。
ハツメイトでは、考案内容と実験装置を基に試作用の図面作成と、粉末造形によるプレゼン用モデルの製作をさせていただきました。

商談は大変かとは思いますが、寒冷地にお住いの多くの方々に画期的な利便性をもたらし得る本発明が、広く普及していくことを願っております！

水道設備メーカーの方、もしこちらをご覧いただきましたらお繋ぎしますので、ハツメイトまでご一報ください！