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これから商品開発をしたい人は知っておきたい!成功している個人発明家の特徴
アイデアから発明して特許を取り、特許を生かして製品の販売を軌道に乗せることは、容易ではありません。個人発明家として成功している人には、共通の特徴があります。今回は、成功している発明家の特徴を紹介します。発明家を目指す人はぜひ参考にしてください。
【目次】
1.将来の展望をしっかりと持っている
2.発明の成功のために費用を惜しまない
3.企業と交渉できる能力を持っている
4.今回のまとめ
将来の展望をしっかりと持っている
成功している発明家は、将来のビジョンをしっかりと見据え、特許の取得から商品化までの行程がはっきりとしています。特許を取得しても、その特許を生かす方法がなければ、維持管理費がかかりマイナスになりかねません。思い付いたアイデアから特許取得後の活用法まで、しっかりと計画を考えている人が成功しやすいと言えるでしょう。
「アイデアがあるからとりあえず特許を取って、出来れば商品化したい」などぼんやりとしたビジョンでは、成功まで到達するのは難しいかもしれません。
アイデアの発案から、特許取得をするまでの研修期間や費用、特許取得後の製品への活用法と商品の開発、そして販売経路まで全て見通した計画が必要となります。また開発途中で予算が尽きることになると開発を続けられないので、予算の計算と資金の確保の見通しも大切です。
発明の成功のために費用を惜しまない
個人で特許を取るために、弁理士に明細書作成の依頼をして出願してもらうと、約30万円の費用がかかります。また、これだけでなく発明には時間と費用がかかることがほとんどです。この費用を惜しまずに、必要経費と先行投資として割りきれる人が、成功を勝ち取っています。
自分のアイデアに自信を持ち、先行投資するだけの価値のあるものを作りあげることが、特許取得とその後の製品の成功に繋がるでしょう。
また開発を続けるための努力も必要です。1%の閃きと99%の努力とよく言うように、アイデアだけでは成功しません。アイデアを元に売れる製品や役に立つ製品を作る努力を惜しまないことが大切です。
企業と交渉できる能力を持っている
個人発明家は特許を取得した後、企業に自らアピールして特許を使った製品を商品化してもらうことで、利益を生み出します。自らの特許に自信を持ち、企業と交渉できる能力がないと、1つのアイデアとして埋もれてしまう結果になりかねません。
また、発明家の中にはあらかじめ製造元や販売元を確保している人も多くいます。インターネットのショップとの繋がりや、販売カタログへの掲載ルートなどを自ら確保していく努力が必要不可欠です。
発明家になるには、コミュニケーション能力を磨くことも大切です。発明家として研究を続けるためには、企業や資金提供者などとのコミュニケーションが必要不可欠。自身のアイデアの魅力を最大限伝える能力を磨くことで、成功へ近づけるでしょう。
今回のまとめ
発明家として成功するためには、将来の展望をしっかりと持っていること、発明の成功のために費用を惜しまないこと、企業と交渉できる能力を持っていることが大切です。これらの特徴は、成功するために必要な能力でもあります。成功している人の特徴を知り、その特徴を持てるように努力することで、発明家としての成功に近づけるでしょう。