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個人が3Dプリンターをスマホ操作だけで完結させる時代!未来のものづくりの道筋とは
最近、注目を集めているのが3Dプリンターの存在です。一般的なプリンターは、紙などの平面にインクを使って印刷を行います。一方、3Dプリンターは立体的に物を作り出すことができるのが大きな違いです。従来、立体物を作るためには、粘土や木材、金属などを加工する必要がありました。しかし、この3Dプリンターの登場で、簡単に、そして正確に立体物を作成できるようになったのです。
少し前までは専門機関や大きな企業でしか使うことができなかった3Dプリンターですが、今では個人が購入でき、しかもスマホで使える時代となりました。今回は、3Dプリンターの実力や魅力、3Dプリンターをスマホで使うために必要な準備についてご紹介します。
【目次】
1.3Dプリンターに秘められたものづくりの実力とは
2.スマホで3Dプリンターを操作する為に必要な準備
3.個人の発想力を3Dプリンターで活かせる魅力
4.今回のまとめ
3Dプリンターに秘められたものづくりの実力とは
3Dプリンターはどのような特徴があるのでしょうか。3Dプリンターの大きな特徴の1つとして、1台あれば、データを基にさまざまな形状のものを素早く作り出すことができることです。製造業では、今まで形状が複雑で加工が難しかったものなどが、3Dプリンターを利用することで作成できるようになり、大きく進歩しました。
現在では、医療現場でも人工関節など患者一人ひとりに合わせたものを作り出すことが可能なため、広く使われています。また、加工方法や扱える物質・材料も増えてきました。今後も3Dプリンターが活躍の場を広げていくことは間違いないでしょう。
スマホで3Dプリンターを操作する為に必要な準備
以前はその性能の高さから、卓上タイプのものでも10万円以上する商品がほとんどでした。しかし最近では、3万円前後で買える3Dプリンターも登場しています。また、操作に関してもスマホで簡単に行うことが可能。3Dプリンターが以前よりもかなり身近なものとなり、個人でも活用できるようになりました。
スマホで3Dプリンターを操作するのに必要なのは以下の通りです。
・3Dプリンター
・スマホ(パソコンやタブレットでも可能)
・3Dデータ
一番のポイントとなるのは「3Dデータ」です。3Dプリンターで立体物を印刷するためには印刷したい物の3Dデータを作らなければなりません。スマホの場合、アプリを使用して作成を行います。アプリには多くのデータがあるため、好きなものを選んで印刷することも可能です。もちろん、自分でデータを作成することもできるため、自由度は非常に高いものとなるでしょう。
データができたら、あとはWi-Fiやケーブルでプリンターにデータを送れば印刷できます。
個人の発想力を3Dプリンターで活かせる魅力
3Dプリンターの魅力は自由度の高さにあります。3Dプリンターを使えば、個人で「作りたい!」と思ったものをその場で作成することが可能。つまり、個人の発想力をそのまま形にすることができるわけです。
さらに、修正したものをすぐに作り、再確認することも可能ですので、個人で商品の試作を行うことができます。商品そのものを作り出すことはもちろんですが、商品の型を作ることもできるため、オリジナル商品の開発や量産にも役立てることができるでしょう。個人の発想を形にしてくれる3Dプリンターの可能性は、まだまだ広がっていきそうです。
今回のまとめ
今回は、3Dプリンターの実力や魅力、3Dプリンターをスマホで使うために必要な準備についてご紹介しました。3Dプリンターの登場により、製造業でできることは飛躍的に進歩しています。現在では自宅で、しかもスマホで操作することができるようになり、個人で商品の開発や試作ができる時代になってきました。3Dプリンターの活躍により、これからのものづくりは更に進化していくでしょう。