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個人でも売れる商品が作れる秘訣と不況下でもヒット商品が生まれる理由とは

コラム 2022.06.10

趣味でモノづくりをしている人の中には、個人で商品開発をして実益を兼ねたいと考える人も少なくありません。しかし、自分が売りたいモノは売れるのか、どんな商品を開発すればヒットするのか、と悩みのタネは多いでしょう。今回は、個人での商品開発をする中での注意点、ヒットする確率が上がるポイントなどを解説します。

【目次】
1. 個人で売れる商品を作るためには自分が売りたいモノをいったん忘れることも重要
2. 熱量の高いところに向けてものづくりをすると不況下でもヒット商品が生まれる
3. 不況下でも売れるものづくりはニーズを汲み取って素早く行動するのが大事
4. 今回のまとめ

個人で売れる商品を作るためには自分が売りたいモノをいったん忘れることも重要

個人で商品開発をする中で「自分はコレを売りたい!」というものがある場合、まずはそれを白紙にして、ゼロ状態から商品開発を始めることが重要です。もちろん売りたいモノがあって開発し、それがヒットすれば最良でしょう。しかし、売りたいモノと買う人の傾向が噛み合わないと、良い結果に結びつくことはほとんどないため、自分の売りたいモノより買う人の傾向のほうが重視されます。
こうした点からも、商品開発をするなら自分で売りたいモノがあったとしても、まずはそれを思考から消し、購入者が何に困りどういったモノを求めているのかを把握することが重要です。
ここで注意しなければいけないのは、購入者が必要としているモノを開発できても、告知の仕方や売り方など、マーケティングに問題がある場合は売れなくなってしまうという点です。そちらの面からのアプローチにも気をつけなければなりません。

熱量の高いところに向けてものづくりをすると不況下でもヒット商品が生まれる

少し前まで商品開発には、「不特定多数の人に広く売るためのモノを開発する」という考え方や商品が求められていました。しかし、趣味などのジャンルが細かくなり、「特定の分野に関心や消費者が集まる=熱量が高い」状況が生まれています。そのためターゲットの範囲が狭くても、一極集中型のニーズがあるところへ向けた商品を開発しヒット商品になるというケースも少なくありません。
特に最近では「推し活」という言葉もあるように、特定の推しがある層にニーズがある商品を開発することで、景気に左右されないヒット商品を生み出すことも可能です。
また、こういった特定のターゲットに向けた商品開発でヒット商品を出せた場合は、その商品だけに留まらず、それに関連する商品や、開発した個人のファンも獲得できます。

不況下でも売れるものづくりはニーズを汲み取って素早く行動するのが大事

商品開発をしても、それが売れなければ開発コストだけがかかってしまい、個人であっても大きな損失となってしまいます。しかし、売れるかどうか景気に左右されることも少なくないため、できるだけ不況下でも売れるモノを作ることが重要です。
売れるモノを作るためには、どういったニーズがあるかきちんと調べることはもちろん、ニーズがあるとわかった時点でなるべく素早く行動に移す必要があります。特に個人で商品開発をする場合は、同じことをしている他の人や企業を出し抜く形で、より早く動くことで大きな成果が得られやすくなるのです。
素早い行動にはさまざまなものがありますが、その中でも注意しなければいけないものに「特許」があります。自分で新しいアイデアを生み出した場合、特許を取ることで真似をされることを防ぐことが可能です。しかし、自分で出願する場合は抜け穴が多くなってしまうなどの問題があります。特許を取る場合はきちんと弁護士に依頼することで、こういったトラブルを未然に防ぐことが大切です。

今回のまとめ

個人で商品開発をする場合、まずは自分の作りたいモノよりも消費者がどんなものを求めているかを優先させることが重要です。最近では広い範囲へのマーケティングでなくても、熱量の高いところへ向けた商品なら不況下でもヒット作品が生まれるといった傾向もあります。
ハツメイトでは、試作品の製作や販促支援など、個人での商品開発の支援を行っております。商品開発でのお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

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