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個人が試作品製作を依頼するときの良い加工業者の選び方

コラム 2022.06.02

初めて製品の試作品製作を依頼する際に、どのような加工業者に依頼をすればよいのかと迷う方も多いようです。良い加工業者に出会うことは、試作品製作を成功に導くと言っても過言ではありません。
ここでは、初めて試作品製作を依頼する方のために、良い加工業者の選び方のポイントを解説します。

【目次】
1. 試作品製作ではレスポンスの早い加工業者がおすすめ
2. 加工業者の賢い選び方は金額を重視し過ぎないこと
3. 製作の目的を明確にし、それを直接製作者に伝える
4. まとめ

試作品製作ではレスポンスの早い加工業者がおすすめ

試作品製作において、加工業者とのコミュニケーションは非常に重要なポイントです。コミュニケーション不足だとこちらの要望が伝わらず、思い描いているものと違う試作品ができることもあります。そのため、コミュニケーションをしっかり取って相手にこちらの意図を伝えて理解してもらわなければなりません。
まず、良い加工業者を選ぶひとつ目のポイントとしては、レスポンスが早いことが挙げられます。レスポンスが早い業者とはコミュニケーションが取りやすく、こちらの意図が伝わりやすくなるからです。反対にレスポンスが遅いと、試作品製作自体も遅くなる可能性もあります。
ただし、レスポンスが早くても「挨拶ができていない」「態度に誠実味が感じられない」など、基本的なことができていない加工業者は避けた方が賢明です。

加工業者の賢い選び方は金額を重視し過ぎないこと

試作品製作において製作費用は非常に大切です。誰もができるだけコストを抑えて製作して欲しいと考えるでしょう。しかし、コストだけで加工業者を選ぶと技術力が伴わず、思っている製品と全然違うものができたり、見た目は希望通りでも中身は粗悪品であったりする可能性も出てきます。
また、金額だけで加工業者を探すと選定幅が狭くなり、本当に良い加工業者を見つけにくくなるため、金額を重視しすぎないこともポイントです。
試作品はこれから製品を販売していくにあたり、どれぐらいの期間やコストで製作できるのかを見極めるうえでとても重要です。試作品を元に改良を重ねて最終的に完成度の高い製品を作り上げていくため、試作品の出来栄えはものづくりにおいて非常に重要だと言えます。
金額だけではなく、自身が納得できる試作品が製作できる業者を選ぶことが大切です。

製作の目的を明確にし、それを直接製作者に伝える

個人が試作品製作を加工業者に依頼する際に明確にしておきたいことは、試作品製作の目的、必要な量、納期です。また、製作に至った背景や製品のコンセプトなど、製品に関する情報をできる限り伝えるようにすると、相手側もイメージが掴みやすくなります。
そのためには、加工業者に丸投げせずにこちらの要望をわかりやすく整理し、コミュニケーションを密に取りながら進めて行くことが大切です。
また、加工業者の中には自社で試作品製作をしないで下請け業者に委託をする業者もあります。そうなるとコストがかかるうえに、こちらの要望を伝えてもそこから下請け業者に伝えられるので、意図が伝わりにくく、レスポンスも遅くなるかもしれません。そのため、自社で企画から製造まで対応している加工業者を選ぶことをおすすめします。

まとめ

ものづくりにおいて、試作品製作はとても重要です。加工業者を選ぶ際には金額だけにとらわれず、レスポンスの速さなども考慮して選ぶようにしてください。
イメージ通りの試作品を作るためには、技術力もそうですが、何よりもコミュニケーションをしっかりと取ることが大切です。こちらのイメージを理解してくれている加工業者に依頼することにより、成功へ繋げられるでしょう。

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