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ものづくりの週末起業のメリット・デメリットとは?実践する前に知っておきたい予備知識

コラム 2022.05.11

会社に勤めながら、週末の休みの日には自分の趣味やスキルを使った仕事で稼ぐ「週末起業」をご存じでしょうか。一般的な起業とは違い、週末の時間が空いたときだけ仕事をして、平日働く会社での給料以外にも収入ができ、月収アップが見込めます。週末起業を始めたいと考えていても、不安な方も少なくないでしょう。
今回は、週末起業を始めるときのメリットとデメリットをご紹介します。

【目次】
1.ものづくりの週末起業の最大のメリットは収入の増加
2.ものづくりの週末起業はやりがいがあるメリットも
3.デメリットは軌道に乗るまでに時間がかかること
4.今回のまとめ

ものづくりの週末起業の最大のメリットは収入の増加

週末起業における一番のメリットは、やはり収入が増えることです。会社員であれば通常、給与のみが収入ですが、週末起業を行えば給与以外の収入がプラスされます。
また、起業するとなれば本業を辞める必要が出てきます。しかし、週末起業ならば本業を続けながら新たに事業を始められるため、万が一失敗しても収入がゼロになることはなく、リスクが低いというメリットがあります。
さらに、週末起業が軌道に乗れば、そのまま独立することも可能です。軌道に乗ってから独立できるので、失敗のリスクを最小限に抑えられます。
週末起業では自分の趣味やスキルを活かして稼ぐために、会社員の仕事だけでは実現できない夢にもチャレンジ可能です。自分の得意分野で稼ぐので、会社員として働くよりもやりがいを感じる方も少なくありません。場合によっては、週末起業で得た知識やスキルが、本業に良い影響を与えることもあります。

ものづくりの週末起業はやりがいがあるメリットも

週末起業では、本業を辞めて本格的に起業する前にお試しとして起業する、ということも可能です。週末だけでも自分の得意とする分野で事業を続けていくことで、ビジネスの流れを学べます。また、どのように事業計画を立てて、ビジネスを行っていくかはさじ加減で調節でき、自分のペースでビジネスを進められるのがメリットです。
自分の頑張り次第でビジネスを軌道に乗せて収入を増やせるので、週末起業はやりがいを感じやすいでしょう。自分のやりたい仕事に対して、人は自ら進んで行なう傾向があります。週末起業では、能動的にビジネスに取り組むため、楽しいと感じる人が少なくありません。
週末起業では、自分の都合に合わせてビジネスに取り組むことができます。会社員のように何が何でも出社して仕事しないといけないということもなく、週末予定がある場合は仕事量を減らすなどして調節も可能なのです。自分のペースでビジネスを行なえるので、楽しんで仕事ができ、よりやりがいを感じやすくなります。

デメリットは軌道に乗るまでに時間がかかること

起業して独立するのと違い、会社員を続けながら週末だけビジネスを行う週末起業では、仕事について考える時間が限られます。そのため軌道に乗るまでに時間がかかり、無理してビジネスを行えば本業に支障が出てしまうこともあるので注意しなければなりません。
また、比較的需要のあるジャンルのビジネスの方が軌道に乗りやすく、営業を必要とするビジネスや斬新な内容のビジネスは週末起業ではなかなか軌道に乗せにくい傾向にあります。これは理解してもらうのに時間がかかるからです。
早く始めたほうがそれだけ早く軌道に乗る可能性が高いですが、低リスクであるためにとりあえず始めようと起業しても失敗してしまう可能性も少なくありません。また実現しにくい高い目標を立てるのも挫折しやすくなります。プライベートの時間も確保できる無理のない事業計画を立てて、計画に沿って行なうと軌道に乗せやすくなるでしょう。

今回のまとめ

会社員として働き、給与以外の収入を得たいとなれば週末起業がおすすめです。本業を続けながら起業できるのでリスクが少なく、万が一失敗しても収入がゼロになることはありません。ただし、ビジネスを軌道に乗せるまでに時間はかかりますので、計画を立てることは必須だと言えるでしょう。
事業計画は無理のない範囲で計画することが重要です。自分の趣味や特技を仕事にし、楽しくやりがいを持って起業してみてはいかがでしょうか。