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個人のものづくりでもトライ&エラーでクオリティを上げることができます

コラム 2022.04.19

ものづくりに限らず、「トライ&エラー」という言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。トライ&エラーは、個人でものづくりをする際にも重要な事項です。
個人でものづくりを行う場合、クオリティを上げ、競合としのぎを削るための工夫が必須だといえるでしょう。本記事では、ものづくりにおけるトライ&エラーの重要性や、繰り返しによってクオリティが上がる理由についてご紹介します。

【目次】
1. ものづくりにおいてトライ&エラーは必要不可欠
2. 個人や企業を問わずトライ&エラーの繰り返しでクオリティが上がる理由
3. 時には手間を省く発想がクオリティ向上に繋がる
4. 今回のまとめ

ものづくりにおいてトライ&エラーは必要不可欠

ものづくりにおいてトライ&エラーは必要不可欠です。成功体験だけではなく、失敗体験にも価値があります。
ものづくりをする方の中には、成功にのみ価値があると考え、失敗を恐れている方も少なくありません。しかし、失敗体験に価値を見出せないと挑戦することに対して億劫になってしまうでしょう。そうすると一歩が踏み出せず、ものづくりがうまくいかない可能性も否定できません。
ものづくりは、ゼロから何かを作り出すことですから、失敗はつきものです。そのため、ものづくりにおいて失敗を恐れず挑戦し続けるトライ&エラーが重要だと言えるでしょう。

個人や企業を問わずトライ&エラーの繰り返しでクオリティが上がる理由

個人や企業を問わず、トライ&エラーの繰り返しでクオリティが上がる理由は、失敗の経験を次の挑戦に活かす回数が多くなるからです。
クオリティを上げるためには、ものづくりで失敗した経験から「何がいけなかったのか」「どの部分が良くてどの部分が悪かったのか」を分析し、次の挑戦へ役立てていくサイクルを回していかなければなりません。このサイクルが上手く回れば、クオリティは各段に向上します。失敗を失敗で終わらせるのではなく必ず分析し、次に活かすことが大切です。
このように、トライ&エラーのサイクルを繰り返し、ものづくりの経験を積むことで徐々にクオリティは上がっていくと考えられます。
さらに、指導をしてもらえるような環境があれば、フィードバックをもらうことも大切です。自身では気づけなかった改善点が見つかるとともに、客観的な視点から意見がもらえるので、クオリティを上げることにつながるでしょう。

時には手間を省く発想がクオリティ向上に繋がる

ものづくりにおいては、「手間を省く」という発想が、クオリティの向上に繋がることがあります。
ものづくりの工程の中には、省いても差し支えのない工程が含まれている場合が少なくありません。省ける工程は省き、費やしていた労力を別の重要な工程に注ぐことで、よりクオリティの高いものづくりを効率良く行うことが可能です。ただし、省く工程は、トライ&エラーを行うプロセスで適宜調整しなければなりません。
また、ものづくりのものによって、全工程に全力を注ぐことは時間や費用がかかるケースがあります。トライ&エラーをするにも費用が必要になりますし、企業のような組織で行うものづくりとは違い、人員や費用が限られてくるので注意が必要です。
そこで、手間を省くことでコストを削減し、トライ&エラーのサイクルを活発化すれば、クオリティの向上を図ることができるでしょう。

今回のまとめ

今回は、ものづくりにおけるトライ&エラーの重要性についてご紹介しました。より良いものづくりを行おうとしている人ほど完璧主義になり、失敗を恐れてしまう傾向にあります。しかし、失敗を経験することで、改善点や反省点を自力で発見することが可能です。そして、改善を繰り返すことで結果的にクオリティの向上が見込めます。
トライ&エラーはものづくりにおいて非常に重要です。クオリティを上げたいと考えている方は、ぜひ意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。