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個人の試作品製作で覚えておきたい「発明」を学ぶ手段と情報収集法

コラム 2022.04.11

ひらめいたアイデアを形にして世に送り出したい、そんな希望をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。アイデアがひらめく人はたくさんいると思いますが、そのアイデアを試作品という形にし、さらに製品化して世の中に流通させることは簡単なことではありません。ものづくりに限らず何事においても、基礎や情報収集は重要です。
今回は、個人が試作品製作をする前に知っておきたい、発明を学ぶ手段や情報収集方法などについてご紹介します。

【目次】
1.企業だけでなく個人の試作品製作でも情報収集は不可欠
2.発明のセミナー・講座・研修に参加する
3.大学でものづくりの基礎を習得する
4.今回のまとめ

企業だけでなく個人の試作品製作でも情報収集は不可欠

個人が試作品を製作する理由のひとつに、自分のアイデアを製品化して売りたいと思っていることが挙げられます。しかし、売れる商品を開発するためには、試作品を製作する前に市場調査などの情報収集が必要です。これは企業のみならず個人であっても例外ではありません。
そのアイデアを商品化した場合、その商品にニーズはあるのか、そしてそのニーズはどれほどのものなのか、市場規模はどれくらいなのかなどを試作品製作する前に情報収集しておくことが必要です。
情報収集を怠ると、需要がない商品や、類似品がすでに出回っている商品となりかねません。そのため、試作品製作にとって情報収集は非常に重要であり、必要不可欠なのです。

発明のセミナー・講座・研修に参加する

アイデアがひらめいたとしても、そのアイデアを商品という形にするのは誰にでもできることではありません。ひらめいたアイデアが形になってこその発明です。形にできなければ発明とは呼べないわけですから、発明するためにはアイデアを形にする方法を学ぶ必要があります。
その方法のひとつとして挙げられるのが、発明のセミナーや講座、研修などに参加することです。インターネットで「発明のセミナー」や「発明講座」といったキーワードで検索すれば、たくさんの情報を得られます。その中から自分の興味のあるセミナーや講座を受講することで、発明に関する知識を学ぶことが可能です。
また、発明には特許権や実用新案権などの知的財産が関わってくることから、発明に関する法律面の知識を学べるセミナーや講座などもあります。現在はオンライン形式で行うものも増えており、探せば発明に関するセミナーや講座も見つかるはずです。

大学でものづくりの基礎を習得する

アイデアを形にする、つまりそれはものを作るということです。発明にとって試作品の製作という作業は欠かせません。ものづくりを基礎から学びたいなら大学で講義を受けるというのもひとつの方法です。
大学と聞くと若者が通うところというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、最近では少子化の影響もあり、社会人でも入学できる社会人枠を設けている大学が増えています。そんな大学の中にはものづくりを学べる学部や学科があるところも多数あるため、きちんと探せば社会人であっても基礎からものづくりを学ぶことは可能です。
大学なのでまず入学試験に合格しなければなりませんし、働きながら勉強するのも大変ではありますが、本気でものづくりを基礎から学びたい人にはおすすめできる方法のひとつです。

今回のまとめ

個人が試作品製作をする前には、情報収集と発明を学ぶ手段の選定がポイントとなります。試作品製作だけに限らず何かを行う際には、その基礎を学ぶことやそれについての情報を収集することが重要だからです。個人で試作品の製作をお考えの方は、試作品を製作する前に改めてものづくりの基礎を学ぶことや情報収集の方法などについて考えてみてはいかがでしょうか。

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