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商品開発をする際の注文から納品までの注意点とは?

コラム 2022.10.28

部品や原材料を発注したいけれど、発注の際の注意点はあるのだろうかと気になる方も多いのではないでしょうか。商品開発の際には、組み立てに必要な部品や原材料などを仕入れなければなりません。必要な部品の選定はできていても、どこから仕入れればいいかなどわからない点がいくつも出てくるでしょう。
ここでは、商品開発に必要な発注業務の注意点を解説します。気をつけておくべき3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.企業によって原材料の販売価格が異なるので見積もりを取るのがおすすめ
2.商品開発をする際は納品書や受領証の数量やコスト等の内容の誤りに注意を払う
3.注文や納品の数量が多い場合は販売価格やコストを抑えるための交渉ができる場合もある
4.今回のまとめ

企業によって原材料の販売価格が異なるので見積もりを取るのがおすすめ

原材料はメーカーによって販売価格が異なりますので、複数のメーカーから見積もりをもらうのがおすすめです。同じ原材料でも、メーカーによって価格が変わるため、安いところを選べばコストを抑えられます。
最初から一つの会社に絞ってしまうと、後々安いところが見つかって後悔するかもしれません。できるだけコストの低いところから仕入れれば会社の利益を守れますので、仕入れ先の選定は重要です。
まずは原材料を取り扱っているメーカーを選定し、複数候補があればそれぞれに見積もり依頼をしてください。見積もりを比較すれば、安く仕入れられるメーカーが見つかるでしょう。

商品開発をする際は納品書や受領証の数量やコスト等の内容の誤りに注意を払う

メーカーへの発注書を作成する際は、こちらの希望条件を満たしているか確認してください。発注するメーカーが決まれば、納品日やコスト、原材料・部品の数などを記載した発注書を作成します。発注書に誤りがある状態で送ると、商品開発に遅れが出るかもしれません。
発注書を作成する前に、数やコスト、納期など希望する条件を決めておきましょう。それらの条件を記載した発注書を作成したら、他のスタッフにも見てもらい、間違いがないかをチェックしてもらってください。
メーカーに発注書を送った後に気付いても、内容変更ができない場合もあります。場合によっては大きな損失となりかねないので、チェックを慎重に行わなければなりません。

注文や納品の数量が多い場合は販売価格やコストを抑えるための交渉ができる場合もある

数多くの部品や原材料を発注する場合は、価格の交渉をできるかもしれません。発注する部品数が少ないとメーカーの利益もさほど得られないので、交渉には応じてもらえないでしょう。
しかし、数が多くなればなるほどメーカーの利益も上がるため、値下げの交渉に応じてもらえる可能性が出てきます。多くの数が必要な部品を発注する、または大量生産で発注数が多くなる場合は、メーカーに連絡して価格交渉をしてみてください。
交渉は話術のある人が長けているため、交渉する人材を慎重に選ぶことも重要です。中には大量発注をしても価格交渉に応じてくれないところもありますので、販売価格などを考慮した上で、発注メーカーを見直すことも必要です。

今回のまとめ

商品開発に必要な部品や原材料を発注する際は、複数メーカーに見積もりをもらいましょう。メーカーによって販売価格が異なるため、安いところを選べばコストを抑えた商品開発が可能です。まずは原材料を取り扱うメーカーを探し、複数のところに見積もり依頼をしてください。
メーカー決定後に発注書を作成しますが、発注書に誤りがあると商品開発に遅れが出るかもしれません。会社に損失を与える恐れもありますので、発注書に間違いがないかを複数のスタッフで確認することが大切です。
大量の部品・原材料を仕入れる場合は、価格交渉を行うのも一つの方法です。メーカーによっては交渉に応じ、販売価格を下げてくれるかもしれません。交渉に長けた人材に連絡してもらい、コストを抑えた商品開発を行ってみてはいかがでしょうか。

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