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試作品製作をする際に押さえておきたい主な金属加工方法

コラム 2022.10.04

新商品の開発や既存モデルのリニューアルに向けての仕様が固まったら、試作品製作の段階に進みましょう。この記事では、多くの試作品製作おいて活用されている金属加工方法について詳しくご紹介します。メジャーな加工方法から特殊な加工方法まで幅広く解説するので、ぜひ参考にしてください。

【目次】
1.試作品製作をする際の主な金属加工方法に切削加工、研削加工などがある
2.金属加工は機械加工・熱処理加工・表面処理加工などもある
3.穴あけ・コーナーカットなどもある
4.今回のまとめ

試作品製作をする際の主な金属加工方法に切削加工、研削加工などがある

試作品製作において頻繁に活用されている金属加工ですが、中でもメジャーなのが、刃物を用いて材料の不要な部分を加工する「切削加工」や砥石を用いて削りとる「研削加工」です。
切削加工は使用する材料に制限されることなく試作が可能であること、そして好みのサイズでの加工が可能というメリットがあります。
研削加工は、材料の表面をなめらかにできることや硬い工作物も加工しやすいのがメリットです。

金属加工は機械加工・熱処理加工・表面処理加工などもある

金属加工と一言でいってもその種類はさまざまで、大きく3つのジャンルに分けられます。
試作品製作をする際に多く活用される金属加工方法として「機械加工」があります。機械加工とは、材料を図面に記載されている形状や大きさの通りに加工する方法のことです。
そして、部品を高温や低温の状態におくことで、硬度を増したり、靭性を増すことを目的にした「熱処理加工」もメジャーな加工方法です。材料の結晶組織整える方法である「焼きならし処理」や加工した材料を軟化させる「焼きなまし処理」などがあります。
さらに、部品の表面に保護膜を作って耐蝕性や潤滑性能を付け加える処理として活用されるのが「表面処理」です。「めっき加工」や「化成処理」などがこの表面処理加工に該当します。

穴あけ・コーナーカットなどもある

そのほかにも、金属加工には「穴あけ」や「コーナーカット」などの加工処理方法もあります。穴あけは、部品やネジを入れ込むために非常に大切な加工です。そして製品の安全性を担保するためにも製品の角部分に弧を描くように加工する処理も重宝します。
満足のいく商品開発にするためには、試作品製作を繰り返し行うことで製品の精度を高めることが重要です。
商品のイメージはできていてもなかなか具現化できないとお困りの方は、試作品製作サービスを提供しているハツメイトまでぜひご相談ください。

今回のまとめ

こちらでは、多くの試作品製作おいて活用されている金属加工方法について詳しくご紹介しました。試作品製作やものづくりにおいて使用する素材はもちろん、加工方法は非常に大切なポイントです。

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