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個人の商品開発での市場調査で活用したいインターネットツール

コラム 2022.07.27

ニーズが多様化する中で発明した製品を商品化するのに市場の動向を把握しておくことは非常に重要です。その際に活用されるのが「市場調査」です。個人が市場の動向を知るためには、市場調査代行業者に依頼する方法がありますが費用がかかります。
個人でもすぐに取り入れやすいのがサイト上でデータを見ることです。政府や民間の企業が集計したデータをサイト上で公開しているので、利用してみると良いでしょう。
今回は、個人の商品開発における市場調査で活用したいインターネットツールについてご紹介します。

【目次】
1.個人の商品開発で大切な市場調査の費用対効果
2.市場調査の手法と調査の際に気を付けるべきポイント
3.無料で利用可能なビッグデータとインターネットツール
4.今回のまとめ

個人の商品開発で大切な市場調査の費用対効果

市場調査は市場の動向や現在どんなものが好まれていて、何が流行しているのかを知るために行う調査です。個人が取り入れやすい市場調査には政府や関係機関、民間機関が調査したデータを無料または有料にて使用し、市場を把握する方法があります。
有料サイトを使用した場合は、費用対効果を把握しておかなければいけません。費用対効果とはビジネスを始めるに不可欠な指針で、製品の企画・製造・販売等、製品を商品化するまでの必要な費用に対し、利益としてどれぐらいの効果があったのかを表した数値です。
例をあげると、製作に必要な費用をあまりかけていないのに、売上が伸びて利益が増えていることは費用効果が高いと言えるでしょう。そのため、費用をかけて市場調査を行うなら費用対効果について視野に入れておかなければいけません。

市場調査の手法と調査の際に気を付けるべきポイント

市場調査の手法にはいくつかの方法があります。数値や量で集計する「定量調査」、定量調査では把握しきれない原因や思考を調査する「定性検査」などです。また店舗などで用いられる「覆面調査」や、政府機関や大学、民間企業などが調査したデータをもとに調査する「統計データ調査」があります。
統計データ調査を利用する際に気を付けたいのが、信用できる調査機関であるかということ。政府機関や大学などの信用できる調査機関のデータを利用することが大切です。また調査時期も重要で、あまり古い時期に調査されたものでは、たとえ信頼できる調査機関であっても意味がなくなります。
他にも調査対象がどれぐらいの人数を対象にしたのかを表す母数や、年齢や性別などの調査対象者の属性も考慮しなければなりません。

無料で利用可能なビッグデータとインターネットツール

市場調査には様々な手法があるため、この方法でしなければならないという決まったやり方がある訳ではなく、どのような人をターゲットに市場調査を行うのかによって選んでいきます。
最近では無料で使えるインターネットツールも登場しているので、市場調査のサイトを利用すると良いでしょう。ここでは、無料で利用できて信用性が高く、更新頻度が高いサイトをご紹介します。
・e – Stat …各府省が全国規模で調査した様々な統計のデータをまとめており、検索機能や様々な機能が付いているので便利。国税調査や全国規模の経済動向、消費者状況等を知ることができます。
・調査のチカラ…インターネット上での様々な公開データを集約しているため、トレンドを反映した最新のデータを知りたい方にはおすすめです。

今回のまとめ

個人で販売活動をするには、消費者の動向やトレンドを知るためのマーケティングが重要です。市場調査には様々な方法がありますが、政府機関や民間企業が公開している統計データを利用して、市場の動向を見ながら販売戦略を立ていくのが有効です。
最近では、個人が発明した製品の商品化をサポートする企業もありますので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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