独自商品はその開発自体が重要となるため、その工程だけに労力を費やしてしまいがちです。しかし、開発した商品は多くの人に買ってもらわないと利益にはつながりません。そのため、個人として商品を開発する際にも販売促進についてはよく検討しておかなければなりません。
今回は、商品開発に伴う販売促進の種類や方法についてご紹介します。

【目次】
1.販売促進の重要性
2.個人でも出来るオンライン・オフラインの販売促進
3.商品開発と組み合わせたい販売促進
4.今回のまとめ

販売促進の重要性

販売促進の方法について検討する上で、その重要性を理解しておかなければなりません。そもそも販売促進とは商品を売り、利益を伸ばすための活動のことを指します。
あらゆる商品は売り場に置いてあるだけでは多くの注目を集めることができず、収益にもつながりません。より多くの人に商品へ興味を持ってもらい、購入してもらうためには販売する側から顧客へ積極的な働きかけをする必要があるのです。
独自に開発した商品は、その存在自体を多くの人に知ってもらわなければならないため、この販売促進が極めて重要となるのです。

個人でも出来るオンライン・オフラインの販売促進

販売促進は商品の特徴や販売方法に見合ったスタイルで行うことが重要です。個人でも行える販売促進のスタイルはオンラインとオフラインの2つに分けられ、一例として以下のようなものが挙げられます。

オンラインでの販売促進

今日のオンラインにおける販売促進ではSNSを活用するケースが非常に多くなっています。とりわけTwitterやInstagram、LINEといったSNSは利用者数も多く、効率的な販売促進が可能です。またメールマガジンやターゲティング広告などでは、特定のジャンルに興味を持っている人などに対して効率的に販売促進を行うことができます。

オフラインでの販売促進

オフラインの販売促進では広告の利用が主な手法となります。広告には交通機関やビルなどの看板、チラシ、新聞や雑誌をはじめとする紙媒体などさまざまなものがあり、商品に興味を持ってくれそうな人が目にする機会が多いものを選ぶと良いでしょう。

商品開発と組み合わせたい販売促進

効果的な販売促進を行うためには、商品そのものの特徴を十分に理解し、それに見合った促進方法を採用することが大切です。このことから、販売促進は商品開発とセットで考え、2つを組み合わせて行わなければなりません。
特に商品開発に携わった人は商品そのものの特徴をよく理解していることから、販売促進においてアピールすべきポイントをリストアップすることができます。特に個人で商品開発を行う場合、販売促進も同じ人が行うケースが多く、それによって得られるメリットはより大きくなるでしょう。
以上のことから、個人での商品開発においては販売促進の重要性がより大きいと言えるのです。

今回のまとめ

個人が商品開発を行い、それを販売する場合も、より多くの人に購入してもらうことが収益を上げる上で最重要課題のひとつです。販売促進はこの課題を解決する上で大きな効果を発揮し、とりわけ個人事業主の場合は商品開発と販売促進を同じ人が行うことで、その効果がより大きくなります。商品の特徴や購買層を考慮した最適な販売促進方法について検討してみてはいかがでしょうか。