アンケート調査をすることは、顧客のニーズを知ることができるため、商品開発においてかかせない調査です。アンケート調査には、従来の紙媒体で行う方法とWEBアンケートの2つがあります。近年、紙のアンケートよりも比重が高いWEBアンケートの目的や導入するメリット、またどのような点を聞き出すのが商品開発に役立つのかを一つ一つ解説します。

【目次】
1.WEBアンケートは商品開発のヒントに
2.WEBアンケートを導入する3つのメリット
3.WEBアンケートで聞き出すべきこと
4.今回のまとめ

WEBアンケートは商品開発のヒントに

WEBアンケートは、個人が商品開発をするにあたってヒントになったり、ある時は答えになったりすることもある有益なものです。WEBアンケートで可視化された課題を解決できる商品にすることができれば、同じ悩みを抱えている人のニーズを満たすことにつながるため、ヒット商品を生むきっかけにもなるでしょう。
また、WEBアンケートで得られた回答を、より入念に分析することで、商品開発側が気づかなかった新たな課題などを知ることもでき、それをヒントに商品開発を進めやすくなります。
商品開発には、その商品がもたらす利便性や快適性が欠かせず、商品を手にすることで消費者が抱える悩みを解消できるというのも大事なポイント。そのためには、消費者の声を聞くことが欠かせません。それを可能にするのがWEBアンケートなのです。

WEBアンケートを導入する3つのメリット

では、WEBアンケートを導入することで得られる3つのメリットについてみていきましょう。
1つ目は、比較的回収率が高いことです。紙のアンケートだとそれを送り返すという手間などもあり、WEBアンケートほどの回収率は得られません。しかし、WEBアンケートは回答者への負担が少ないため、高い回収率につながります。
2つ目は、アンケート調査を行うコストが削減できることです。紙のアンケートだと。印刷代、配布や回収の費用が発生します。しかし、WEBアンケートだとオンラインですべての工程が完結するため、コストを抑えることができるでしょう。
3つ目は、アンケートを活用する手間やコストが不要な点です。紙のアンケートだと、データを他のソフトなどを利用して入力していく手間やコストが発生しがちですが、WEBアンケートは検索機能などを利用すれば楽に必要なデータを抽出できます。

WEBアンケートで聞き出すべきこと

最後に、WEBアンケートを行う際に、どのような観点から情報を聞き出す必要があるかをご紹介します。
まず、1つ目は、消費者の現状を知ることです。たとえば、同類の商品で現在何を使用しているのか、なぜそれを利用しているのか、そこに不満点はないのかといったことは商品開発のヒントとなるでしょう。
2つ目は、消費者の日常生活を聞き出すことです。仕事、子育て、趣味、レジャー、買い物など、日常生活を想像しながら商品開発に落とし込むことが、自己満足の商品開発にならない秘訣にもなるでしょう。
3つ目は、理想を聞き出すこと。理想を知ることで、新たなニーズを知ることにもつながります。また、その理想を現実とする商品を開発することで、大きなビジネスチャンスをつかむことも可能でしょう。

今回のまとめ

WEBアンケートは、低コストで手間をかけることなく、消費者の意見を聞き出すことができる商品開発において非常に有効なデータ収集方法です。時間も取らず、アンケートを返送する手間も不要なため、多くの声を集めやすいというのも利点でしょう。商品開発を成功させるためには、ぜひWEBアンケートを導入することをおすすめします。また、商品開発のお悩みなどは、企画から試作品製作、販売促進活動までトータルでサポートするハツメイトにご相談ください。